一昨日の帰宅後に一旦は遠出する準備をしたが、県北方面は余り天気が良くない模様。
その為諦めて、いつもの地元の山へ。
流石に食傷気味だが、もう少しで山スキーシーズン。
そうなれば、この山域とも暫くお別れなので、それまでの季節の移ろいを堪能するのも良いかと、気持ちを切り替えた。
山日記を開くと、今回で今年42回目の山行。
短時間の山行も含まれているが、加齢とともに感じている体力の衰えも、常時登っている事で急激な低下は避けられているのだろう。
もう暫くは登れそうだ。
駐車地の神の池園地には、先着の車が3台。
時刻は9時過ぎだが、その内の1台は早くも下って行ったので、早朝登山された方だろう。
周辺の樹々の葉も殆ど落ちていて、登山道を埋め尽くしている。
少しの時間で、いつも通りのルートで伐採地へ。
晴れ渡っていて、陽射しが降り注ぎ暖かい。
その先には最後まで残っていた紅葉。
落葉に埋まった杣道を行く。
その先で送電線の巡視路入口。
こちらにも複数のリボンが付けられ目立ち出していた。
巡視路経由で大猿山方面へ向かうのだろうか。
それにしても、この山域も色々な種類のリボンが付けられてきた。
藪山に興味を持たれるのは喜ばしい限りだが、そのリボン類はやがて風化してゴミになるのが現実だ。
復路の道迷いを防ぐ手段としてはリボン類は有効だが、帰路にそのまま放置せずに、回収して行って欲しいものだ。
その先で夫婦ケヤキ。
周囲の樹々の葉も落ち、漸く姿を現していた。
南稜コルに出ると、西からの季節風が当たり結構寒い。
それでも葉が落ちて遮るものが無くなっているので、降り注ぐ陽が暖かい。
これでは風当たりを避け、羽毛山東面をトラバースしようと思っていたが、その取り付きまで来ると風が収まって来た。
その為古道ルートの西面トラバースをして行く。
その先で尾根へ復帰し、やがて物見山へ。
通常はこの岩場の東(左)の肩から登るのだが、本日は西から岩場を越えて行く。
その岩場へ取り付いたら、肩を下って行くソロさんが居た。
最初は気が付かなかったが、当方の熊除け鈴の音に呼応したのか、咳払いで気が付いた。
しかし少し遠いので、声掛けはせずに遣り過ごした。
それにしても、この山域で人に出会うのは珍しい。
2週間前には羽毛山北でもソロさんと遭遇したが、最近は入山される方が増えているのだろうか。
その先で物見山山頂。
葉が落ちているので、白髪岩が良く見える。
物見山を下り、いつもの樹。
この少し前から、話し声が聞こえて来た。
当初は白髪岩山頂に居る方達の会話と思っていたが、徐々に近づいて来る。
白髪岩とのコルでその方達と遭遇したが、男女4名のパーティで、これから稲含山へ向かうとの事だ。
それにしても、本日は賑やかだ。
更に帰路の羽毛山でもソロさんと出会い、本日は都合3パーティに遭遇する事になった。
やがて白髪岩。
樹間からは晴れ渡った空が見えるので、この先のビューポイントまで足を延ばしてみる。
その先少しで恒例のビューポイント。
晴れ渡ってはいるが、遠くは雲に隠れている。
天候は早くも下り坂の様だ。
残念ながら南アルプスは見えない。
そろそろ冠雪の南アルプスが見えるかと期待したのだが、それは次回までのお預けだ。
奥秩父方面も少し霞みがち。
こまで休憩無しできたので、水分補給を兼ねて一休み。
気温も低下して来たので、本日は温かい飲み物も用意して来た。
②へ続く。
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